研究課題/領域番号 |
26560056
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
奥村 仙示 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 講師 (30322259)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 食生活 / 肝疾患 / メタボロミクス / 栄養学 / メタボローム解析 / 肝癌 / 食習慣 |
研究成果の概要 |
メタボローム解析は生体の代謝評価に有益な手段である。肝切除前後の代謝物動態をCE-TOFMSを用いて評価した。術前術後の血清および尿を採取し測定を行った。肝癌切術後3日目に血清分岐鎖アミノ酸(BCAA)は、術前に比し有意な変化はみられなかったが、芳香族アミノ酸は上昇し、Fisher比は低下がみられた。一方、尿中BCAAは著明な上昇がみられ、血清と尿は必ずしも一致しないことが示された。栄養評価を行う際、血清あるいは尿のいずれか一方で評価することが多いが、血清のみではBCAAの変化がみられず筋蛋白の分解を評価できなかったが、尿を同時にみることで筋蛋白質の分解をとらえることができた。
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