研究課題/領域番号 |
26560158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
松山 洋 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (50264586)
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研究協力者 |
ケゼル カダル 中国科学院, 新疆生態与地理研究所, 副研究員
山本 遼介 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 山岳氷河 / 天山山脈 / 地球温暖化 / 現地測量 |
研究成果の概要 |
2014年と2015年に中国の天山山脈 ウルムチ河源頭1号氷河と6号氷河を訪問して現状を記録した。1 号氷河に関して,1983~1994年は相対的に少降水量かつ低温だったが前者が効いたため氷河は縮小した。1994~2004年は相対的に多降水量かつ高温だったが,前者が効いたため氷河の変化は小さかった。2004~2014年は相対的に少降水量かつ高温だったため氷河は縮小した。また,6号氷河については2003年と2015年の間に氷河は後退したが,氷河前面の高まりの部分の標高も顕著に低下していた。これは,6号氷河前面の高まりがモレーンではなく,この下に氷河が隠されており,それが解けたためだと考えられた。
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