研究課題/領域番号 |
26560231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中村 孝司 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (20604458)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 膀胱がん / BCG / 脂質ナノ粒子 / がん免疫療法 / リポソーム |
研究成果の概要 |
BCG菌の免疫活性化中心とされている細胞壁骨格成分(BCG-CWS)を搭載したナノ粒子を用いることで、膀胱がんに対する免疫応答を担う細胞の同定とBCG-CWS搭載脂質ナノ粒子の細胞内動態ががん免疫に及ぼす影響について調べた。その結果、膀胱がんに対する免疫応答の誘導にはBCG-CWSが膀胱がん細胞に取り込まれることが必須であることを明らかにした。さらには、CD1分子に提示される脂質抗原を搭載したナノ粒子の細胞内動態と脂質抗原効率の関係性を調べた結果、エンドソーム/ライソソームに集積する場合に最も抗原提示効率が高くなることが明らかになった。
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