研究課題
挑戦的萌芽研究
脳損傷後に出現する注意・意欲の障害は、生活能力低下を招く要因となるが、有効な介入方法は確立されていない。報酬系としての線条体ドーパミン神経系は認知行動全般に強い増幅影響を及ぼし、慢性期でも作動している可能性がある。本研究では、脳損傷後の意欲低下を対象として、認知機能検査に金銭報酬を付与することで機能改善を得られるかを検証した。視覚的手がかりと報酬額を操作した検出課題では、左右視野に提示した報酬額の変化を要因として対照群と脳損傷群で分散分析を行った。視野の要因は両群で有意差はなく、報酬変化と群間差との交互作用も見られなかった。今後は他の心理検査や、脳損傷部位との関連についてさらに検討する。
すべて 2018 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 3件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件) 図書 (2件)
Eur J Neurosci
巻: 47 号: 8 ページ: 929-937
10.1111/ejn.13890
Hum Brain Mapp
巻: 38 号: 8 ページ: 4256-4269
10.1002/hbm.23662
PLoS One
巻: 12 号: 9 ページ: 0177599-0177599
10.1371/journal.pone.0177599
120006533290
Neuroimage
巻: 125 ページ: 428-436
10.1016/j.neuroimage.2015.10.063
巻: 120 ページ: 428-440
10.1016/j.neuroimage.2015.07.028
Front Psychol,
巻: 5 ページ: 1-7
Neuropsychologia
巻: 59 ページ: 142-147
10.1016/j.neuropsychologia.2014.05.003
J Exp Psychol Gen
巻: 143 号: 2 ページ: 887-894
10.1037/a0033198
Proc Natl Acad Sci U S A
巻: 111 号: 49
10.1073/pnas.1417347111