研究課題/領域番号 |
26560347
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鈴木 壮 岐阜大学, 教育学部, 教授 (00115411)
|
連携研究者 |
米丸 健太 国立スポーツ科学センター, 研究員 (90708083)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | スポーツ臨床 / アスリート / 事例研究 / 修正グラウンデットセオリー / こころとからだ / 身体症状・反応 / 質的検討 / 心理サポート / 身体とこころ / 身体症状 / 心理力動論 |
研究成果の概要 |
アスリートの競技ヒストリーの中での身体症状や動きの変化の深層心理学的な意味を、事例研究法や修正グラウンデットセオリーを用いて、心理力動的な観点から検討した。その結果、身体症状・反応が「安全弁」、その時の「限界」や「壁」を示しており、それによって競技からの離脱、あるいは「乗り越えるべき課題」となり競技力向上や人間的成長につながっていた。身体症状・反応が≪こころとからだの悲鳴≫となり、「過負荷による身体症状」「心身のアンバランス」「パフォーマンスの変動」となり、それが成長につながるときと、離脱に至るときとがあったのである。彼らの「身体化」は根源的な苦悩との戦いがあることを示していると考えられた。
|