研究課題/領域番号 |
26560419
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
齊藤 雅也 札幌市立大学, デザイン学部, 教授 (20342446)
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研究分担者 |
辻原 万規彦 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (40326492)
羽山 広文 北海道大学, 工学研究院, 教授 (80301935)
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連携研究者 |
宿谷 昌則 東京都市大学, 環境学部, 教授 (20179021)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 想像温度 / 温熱快適性 / 小学児童 / 地域性 / 地域住育 / 温熱環境 / 熱環境適応 / 平均放射温度 / 屋外気象要素 / 小学校 / 温熱感 / 熱的不快 / 住育 / 温熱感覚 / 環境調整行動 / 札幌 / 熊本 / 住育プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、温暖地(熊本)と寒冷地(札幌)の小学児童を対象に、児童の「想像温度(いま、何度と想像するか)」に着目し、想像温度を活用した地域特有の住環境教育(地域住育)プログラムに必要とされる物理的な条件を明らかにすることを目的として以下を確認した。 1)毎日の室温の確認作業は、温熱環境の認識力を向上させることに寄与する。2)暑熱不快時(暑熱不快率50%)の想像温度の閾値は、熊本は35.5℃、札幌は27℃で8.5℃の差がある。3)熊本では「蒸発調整系」の環境調整行動、札幌では、「抵抗調整系」の環境調整行動を選択する傾向が強い。以上は、地域住育プログラムの整備に必要とされる知見と考えられる。
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