研究課題
挑戦的萌芽研究
人工糖タンパク質の新しい合成法を開発した。本方法はタンパク質の遺伝子操作を必要とせず、試薬を加えて温和な条件下反応させるだけで進行し、また従来法よりも遥かに効率的である。合成した人工糖タンパク質をマウスに注射し生体内での挙動を調べた所、糖鎖の構造によって排出経路や細胞への集積を自在に制御できることがわかった。さらに人工糖タンパク質に金属触媒を結合させておくことで、生物内の狙った臓器上で有機合成反応を行うことに初めて成功した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 7件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 8件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
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