研究課題/領域番号 |
26580150
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2016-2017) 早稲田大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
牛山 美穂 慶應義塾大学, 文学部(三田), 特別研究員(RPD) (30434236)
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研究分担者 |
新ヶ江 章友 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 准教授 (70516682)
照山 絢子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 助教 (10745590)
福井 栄二郎 島根大学, 法文学部, 准教授 (10533284)
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研究協力者 |
吉田 尚史 外務省, 医務官・医師
吉直 佳奈子 東京大学, 大学院・総合文化研究科
宮地 純一郎 北海道家庭医療學センター, 医師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 医療人類学 / 文化人類学 / 不確実性 / 医師 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、アトピー性皮膚炎、HIV/AIDS、発達障害、境界性パーソナリティ障害の4つの疾患を扱う医師を対象に、それぞれの疾患や患者のもつ「不確実性」にどう対処しているのかをインタビューをもとに明らかにすることである。 調査の結果、疾患の種類や治療法の確立の程度によって、それぞれの疾患をみる医師の直面する不確実性は多様であることが明らかになった。しかし、どの疾患においても、患者の心理的な背景や人間関係といった、診察室の外側で起こる事柄が不確実性のひとつの要素として語られていた。この点は、いくらガイドラインに基づく治療やEBMを徹底させたとしても解決されることのない問題であると考えられる。
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