研究課題/領域番号 |
26600124
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
プラズマエレクトロニクス
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
金子 俊郎 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30312599)
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研究分担者 |
高橋 英樹 東北大学, 大学院農学研究科, 教授 (20197164)
加藤 俊顕 東北大学, 大学院工学研究科, 講師 (20502082)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 大気圧放電プラズマ / 帯電液滴 / 植物免疫 / 活性酸素種 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
大気圧空気プラズマを用いた植物防除法について,殺菌およびプラントアクティベーター(免疫活性化剤)による植物免疫制御(病害抵抗性誘導)の観点から研究を行った.殺菌に関しては,プラズマ中に導入する水導入量が多いほど分生子発芽抑制効果が高いことが明らかとなり,液中硝酸イオン濃度と正相関する活性種が寄与していると考えている.一方,病害抵抗性誘導に関しては,プラズマ活性ガス噴霧によって防御関連遺伝子が発現変動し,病害抵抗性の誘導が示唆された.さらに,防御関連遺伝子の発現変動は,液中水酸基ラジカル濃度との関連が示唆され,プラズマ活性ガスの活性種組成の制御による植物病害防除の機能制御の可能性を示した.
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