研究課題
挑戦的萌芽研究
志村多様体の p 進幾何について研究した.特に p 進体上の 志村多様体に対し,potentially good reduction locus というモチーフが退化していない adic 空間としての開部分空間の概念を導入し,そのコホモロジーについて調べた.また,局所体上の楕円曲線のイプシロン因子を楕円曲線の有理点で記述する Kramer-Tunnel の予想についても研究した.Kramer-Tunnel の予想は,局所体の標数が 2 の場合が未解決であったが,この場合の予想を混標数の局所体の場合に帰着することによって証明した.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件)
Compos. Math.
巻: 152 ページ: 2255-2268
RIMS Kokyuroku Bessatsu
巻: N/A
Compositio Math.
J. Math. Sci. Univ. Tokyo
巻: 22 ページ: 247-260
120006906132
Asian J. Math.
巻: 未定
数理解析研究所講究録別冊