研究課題/領域番号 |
26610049
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
前澤 裕之 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00377780)
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連携研究者 |
石橋 幸治 独立行政法人理化学研究所, 石橋極微デバイス工学研究室, 主任研究員 (30211048)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 量子ドット / テラへルツ波 / 電波天文学 / 赤外天文学 / カーボンナノチューブ / リモートセンシング / ヘテロダイン分光 / フォトン検出器 / 宇宙物理学 / 惑星科学 / ヘテロダインセンシング / テラヘルツ分光 / 地球・惑星科学 / 光赤外検出素子 / 星間現象 |
研究成果の概要 |
近年、ブラックホールや、生命起源物質、系内外惑星大気の観測的研究において、より微弱な電波~光赤外域の分光観測の重要性が高まっている。そこで、カーボンナノチューブを用いた量子ドットによる極限的な高感度検出素子の製作に着手した。また、素子にフェムトアンペアのレベルで低雑音に電流・電圧を供給する極低温機械式冷却システムを完成させた。さらに2重接合の量子ドット素子のモデルを開発し、クーロンブロッケードやクーロンステアケース、光アシステッドトンネリング現象に付随する非線形電圧電流特性のシミュレーションを可能にした。これにより、回路設計や、動作点の最適化、プロセスへのフィードバックが容易化した。
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