研究課題/領域番号 |
26610057
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
河合 秀幸 千葉大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60214590)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 放射線測定器 / 粒子識別装置 / チェレンコフカウンター / 光ファイバー / しきい値型 / 伝播時間測定 / 素粒子実験 |
研究成果の概要 |
高エネルギー素粒子実験では荷電粒子の種類を識別する測定器が必要である。低いエネルギー領域では速度を測定するTime of Flight測定器などが有効であるが、粒子速度が真空中の光速の99%以上の高エネルギー領域では粒子間の速度差が小さくなるためTOF測定器では十分な粒子識別効率が得られない。高エネルギー領域で最も有効な粒子識別装置はチェレンコフカウンターである。本研究では輻射体に透明光ファイバーケーブルを用いた2種類のチェレンコフカウンター(チェレンコフ発光の有無を測定するしきい値型と伝播時間を計測するTOP型)を新規に開発し、しきい値型では十分な粒子識別能力があることを証明した。
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