研究課題/領域番号 |
26610176
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
阿部 なつ江 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋掘削科学研究開発センター, 主任技術研究員 (80302933)
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連携研究者 |
高野 淑識 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球科学研究分野, 主任研究員 (80399815)
仙田 量子 九州大学, 比較社会文化研究科(研究院), 准教授 (50377991)
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研究協力者 |
荒井 章司 金沢大学
針金 由美子 産業総合研究所
石丸 聡子 熊本大学
Pilet Sebastien ローザンヌ大学
Rochat Laetitia ローザンヌ大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マントルかんらん岩 / 有機化合物 / 蛇紋岩化 / 流体包有物 / メタン / 捕獲岩 / オフィオライト / かんらん岩 / マントル捕獲岩 / 包有物 / 海洋リソスフェア / プチスポット / マントル有機物 / マイクロX線CT / 岩内岳かんらん岩 / X線マイクロCTスキャン / かんらん岩捕獲岩 / ざくろ石かんらん岩 / モロッコ |
研究成果の概要 |
マントルかんらん岩試料中に発見されている高分子化合物(三村・杉崎、1993)が,どのようなかんらん岩試料(テクトニクス、組織)の何処に存在するのか,また地表での汚染の可能性を検証するため,詳細な岩石微細構造の観察・記載及び文献調査研究を行った。 結果,そのような有機物は,高温(800℃以上)のかんらん岩中に捕獲された流体包有物中に存在する可能性が極めて高いことが,包有物の三次元分布のμXCTによる解析,FIB-SEMによる掘削分析,及び文献調査により明らかになった。また,同様の有機物は当該流体包有物が冷却する際に,閉鎖状態で周囲のかんらん石蛇紋石化反応が起こる際に生成される可能性が極めて高い。
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