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地球軌道付近に存在する惑星間ダストの特徴と起源の解明

研究課題

研究課題/領域番号 26610178
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 地球宇宙化学
研究機関九州大学

研究代表者

野口 高明  九州大学, 基幹教育院, 教授 (40222195)

連携研究者 木本 雄吾  宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, アソシエイトフェロー (60425783)
研究協力者 和気 美幸  株式会社エイ・イー・エス
速水 信弘  カールツァイスマイクロスコピー株式会社
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードポリイミドフォーム / マイクロメテオロイド / スペースデブリ / シリカエアロジェル / 国際宇宙ステーション / 透過電子顕微鏡 / 高分解能X線トモグラフィ / X線顕微鏡 / 宇宙科学 / 惑星探査
研究成果の概要

国際宇宙ステーションにおいて2000年から2005年に行われたSM/MPAC and SEED実験では,各種材料の曝露実験とともに,2種類の捕獲媒体を使った微小粒子の捕獲実験も行われた。シリカエアロジェルからはスペースデブリだけではくマイクロメテオロイドも回収され研究が行われた。本研究では,他に搭載実績の無い不透明なスポンジ状の物質であるポリイミドフォームから試料を回収する方法を確立した。シリカエアロジェルと比べて,ポリイミドフォームでは捕獲粒子は多数の薄膜を貫く間に減速されるので,加熱の程度はずっと低いことが明らかになった。長さ4mmのトラックから捕獲試料を回収し分析した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

スペースデブリの重要性についてはしばしば話題に上るようになっている。その数は小さいものほどべき分布で多くなるが,どのような物質が多いかはよく分かっていない。本研究では,国際宇宙ステーションにおいて2000年から2005年に行われたSM/MPAC and SEED実験で捕獲された試料の分析と,2種類の捕獲媒体の評価を行った。シリカエアロジェルからはスペースデブリと天然物であるマイクロメテオロイドも回収し研究した。ポリイミドフォームからはNaClの結晶が回収された。2000年にロシア・ソ連のMir宇宙ステーションでおこなわれた捕集実験と比べて,捕獲物質におけるスペースデブリの比率はかなり高かった。

報告書

(4件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2025-03-27  

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