研究課題/領域番号 |
26620056
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福村 裕史 東北大学, 理学研究科, 客員教授 (50208980)
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研究協力者 |
ジェズニチカ イザベラ 東北大学, 大学院理学研究科, 准教授 (40565769)
梶本 真司 東北大学, 大学院理学研究科, 助教 (80463769)
出澤 拓磨
マティアス ウォルフ
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 走査型トンネル顕微鏡 / ギャップモード / プラズモン / 銀ナノ粒子 / ハイパーラマン散乱 / ハイパーレイリー散乱 / リチウム内包フラレン / チップ増強ラマン / リチウム内包フラーレン / 表面・界面 / ラマンスペクトル / ギャップモード・プラズモン |
研究成果の概要 |
ハイパーラマン散乱断面積は通常のラマン散乱断面積より30桁小さく、2光子蛍光断面積と比較しても約10桁小さい極めて起こりにくい過程である。このように極めて起こりにくい過程でも、銀ナノ粒子間のギャップモードプラズモンを利用し、メガヘルツの高繰り返しパルスレーザーを用いれば、ギャップ間に存在する分子のハイパーラマンスペクトルが測定可能であることを示した。さらに、リチウム内包フラーレンのトルエン溶液から金基板上に堆積した薄膜が高い電気伝導性を示すこと、さらに、チップ増強ラマンスペクトルにより、この薄膜内のフラーレン骨格に一定の負電荷が存在することが明らかになった。
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