研究課題/領域番号 |
26620063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田原 一邦 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40432463)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 走査型プローブ顕微鏡 / 二次元自己集合 / キラリティー / 固液界面 / デヒドロベンゾ[12]アヌレン / 自己集合 / 走査型トンネル顕微鏡 / 分子認識 |
研究成果の概要 |
最近、有機分子が固体表面で形成する二次元自己集合体のキラリティーに関する研究が注目されている。本課題では、この表面での分子のキラリティーを利用した材料開発に向け、精密設計された分子でキラルな二次元分子ネットワークに含まれるキラル空孔を機能化し、その不斉認識能をキラルな縮環芳香族化合物をゲスト分子として調べることを目的とした。そのため、デヒドロベンゾ[12]アヌレン誘導体に、2位に不斉炭素原子にヒドロキシ基を導入した分子を新たに合成した。この分子は有機溶媒とグラファイトの界面でホモキラルな多孔性ネットワークを形成することを明らかにした。また、この分子は多孔性の積層膜を形成することも分かった。
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