研究課題/領域番号 |
26620070
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
唐澤 悟 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (80315100)
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研究協力者 |
萩原 隆介 九州大学, 大学院薬学府
岡本 優菜 九州大学, 大学院薬学研究院, 技術補佐員
荒木 健 九州大学, 大学院薬学府
森下 晃佑 九州大学, 大学院薬学府
白石 諒馬 九州大学, 薬学部
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | MRI / 造影剤 / ラジカル / ナノ微粒子 / がん / 自己集合化 / がん診断 / メタルフリー / TEMPO / 超分子 / 蛍光イメージング |
研究成果の概要 |
臨床で使われている造影剤はガドリニウムなどの金属が含まれている。金属イオンの影響で、これら造影剤は副作用があり、今回、金属を含まないメタルフリー造影剤の開発を行った。造影剤には磁石のような電子スピンが必要であることから、有機ラジカルでの代替でメタルフリー造影剤を目指した。一方ラジカルは金属よりも磁石としての性質が弱いため、ナノ微粒子化する分子設計に基づき実施した。その結果、ラジカルナノ微粒子は、小さい分子よりも高い感度を示した。またpHに応答する造影剤の開発も行った。がんは正常組織よりも酸性であるため、将来的には、がん集積可能なpH応答性を有するメタルフリー造影剤の開発を目指す。
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