研究課題/領域番号 |
26630284
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
植田 宏 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授 (00117334)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ダニエレ・バルバロ / アンドレア・パッラーディオ / ヴィトルヴィオ / ヴィンチェンツォ・スカモッツイ / テアトロ・オリンピコ / 建築十書 / スカエナエ・フロンス / 透視図法 / ヴィンチェンツィオ・スカモッツィ / ギリシア劇場 |
研究成果の概要 |
ヴィトルヴィオ著「建築十書」は、ダニエレ・バルバロによりイタリア語にされ、註釈を加えて1567年に刊行された。この中には、アンドレア・パッラーディオによる図が挿入されている。研究の目的は、同書第五書の劇場デザインに関するバルバロとパッラーディオの考え方を、他の著者による翻訳書との比較、およびローマ時代とルネサンス時代の劇場調査を通して明らかにすることである。その結果は以下の通りである。(1)表題の書籍はバルバロの透視図法に関する知識が生かされている。(2)パッラーディオの設計はヴィトルヴィオ著『建築十書』に大きく影響されている。
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