研究課題/領域番号 |
26630337
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
岩田 晋弥 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (10642382)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 電気トリー / 絶縁破壊 / ナノコンポジット / X線CT / ポリマーコンポジット |
研究成果の概要 |
電気トリーは絶縁破壊の前駆現象である。エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂/ナノシリカ粒子コンポジットに対し針電極を用いて電気トリーを発生させた。これらの試料に対し、高輝度放射光を利用したマイクロX線CTによって電気トリーの3次元構造解析を行った。その結果、エポキシ樹脂にはブランチタイプ、エポキシ樹脂/ナノシリカにはブッシュタイプの電気トリーが確認できた。撮影画像のフラクタル次元解析および描画シミュレーションによって、各タイプの電気トリーの分岐構造の特徴を明らかにした。さらに、ナノシリカコンポジットにおいては、湿度処理による絶縁破壊電圧の低下が軽減されることも明らかになった。
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