研究課題/領域番号 |
26630406
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高垣 敦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30456157)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バイオマス / 固体酸 / メカノケミカル / セルロース / メカノキャタリシス |
研究成果の概要 |
結晶性セルロースの直接分解をボールミル処理にて行った。強酸性を有する層状金属酸化物HNbMoO6を添加し、乾式ボールミル処理を行うと、すべてのセルロースが転化し、水溶性糖が72%で得られた。セルロースのアモルファス化は迅速に進行しており、分解反応には影響がなかった。SEMおよびEDXマッピングよりセルロースと触媒は反応10分後の時点でよく混合されており、固体触媒がセルロースに取り囲まれた様子が観測された。本反応は、分解したオリゴ糖の逐次分解ではなく長鎖セルロースの直接分解により進行していることがわかった。生成物にはグルコース、マンノース、セロオリゴ糖の他に、アンヒドロ糖が含まれた。
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