研究課題/領域番号 |
26640054
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
小笠原 一誠 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20169163)
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研究分担者 |
中村 紳一朗 滋賀医科大学, 動物生命科学研究センター, 准教授 (50307980)
伊藤 靖 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (90324566)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / カニクイザル / LAP陽性細胞 / 免疫抑制細胞除去カラム / Treg / 内膜症サル / LAP陽性単球 / NK細胞 / 体外循環 / 免疫抑制 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症のサルにおいてはNK細胞の活性低下が見られ、腹腔内に逆流した子宮内膜組織を排除できないと考えられた。病変部では、有意ではなかったがTregの増加傾向が見られた。病変部にはM2マクロファージの有意な増加も認められ。 2頭のカニクイザルで免疫抑制細胞除去カラムによる体外循環を行い、病変の明確な縮小が腹腔鏡で確認できた。免疫抑制細胞除去カラムにより抹消血ではLAP(latency associated protein) 陽性の単球の明確な減少が見られた。以上の結果から、内膜症ではTreg、M2マクロファージに分化するLAP陽性単球の両者が重要な役割を果たすことが推測された。
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