研究課題/領域番号 |
26640073
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
北川 雅敏 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50294971)
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連携研究者 |
大畑 樹也 浜松医科大学, 医学部, 助教 (80616459)
北川 恭子 浜松医科大学, 医学部, 助教 (20299605)
丹伊田 浩行 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (20336671)
内田 千晴 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 准教授 (60223567)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | lncRNA / cancer / ノンコーディングRNA / 癌 |
研究成果の概要 |
本研究では、癌細胞および癌幹細胞の形成、維持に機能する長鎖ノンコーディングRNA(lncRNA)を同定し、さらにその標的遺伝子の同定と作用機構の解析を行なうことを目的とする。まず、癌の自己複製に関与する事が予想されるlncRNA であるANRILについて、活性型Ras等の癌化シグナルによる発現制御に関して解析した。その結果活性型Rasの導入により発現が著明に抑制され、アポトーシスに関与するlncRNA PANDAは逆に増加する事を見いだした。次にPANDAの新規機能の解析を行なった。その結果、PANDAはp53の安定化に寄与しており、癌抑制遺伝子としての機能を持っていることが示唆された。
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