研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、細胞外へとmiRNAを分泌する複合体様式を解析し、その分泌メカニズムを明らかにすることを目的とした。がん細胞株由来のエクソソーム画分を調製し、密度勾配遠心やゲルろ過を組み合わせて、miRNA分泌複合体の特性を解析した。エクソソームに内包されて分泌されるmiRNAの種類は少なく、タンパク質複合体として分泌されているものが多い事が強く示唆された。その分泌に関連する候補タンパク質を質量分析によって複数同定した。これらのノックダウンにより、細胞外へと分泌されるmiRNAが細胞内に蓄積することも明らかにした。今後は、詳細な分子メカニズムの解析を行う。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件、 招待講演 5件)
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