研究課題/領域番号 |
26650062
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
谷 時雄 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (80197516)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 分葉核 / 好中球 / 化合物 / チューブリン / ラミン / HeLa細胞 / 核分葉化 / リプログラミング / Protein Kinase C / 放線菌培養上清 |
研究成果の概要 |
我々は、HeLa細胞の核を、好中球細胞に特徴的な分葉核状に変化させる化合物2057を同定した。本研究では、「HeLa細胞から好中球細胞への直接変換」が化合物2057処理により生じている可能性を検証した。2057処理により、HeLa細胞の顕著な遊走性上昇が観察されたが、好中球特異的表面抗原の発現や貪食活性の誘導は検出されなかった。また、2057による核分葉化機構を解析し、2057処理によるProtein Kinase Cの活性化により細胞骨格Tubulinの分布変化が誘導され、核膜裏打ちタンパク質ラミンA/Cの分布変化との協働作用によって、核の分葉化が生じている可能性が示された。
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