研究課題/領域番号 |
26650142
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石田 健一郎 筑波大学, 生命環境系, 教授 (30282198)
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連携研究者 |
吉田 昌樹 筑波大学, 生命環境系, 助教 (10449308)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 進化 / Paulinella / シリカバイオミネラリゼーション / 殻構築 / Paulinella chromatophora / 被殻形成 / 原生生物 / リザリア / 珪酸質被殻 |
研究成果の概要 |
有殻アメーバPaulinella chromatophora(ポーリネラ)の珪酸質鱗片の形成と被殻構築に関係すると思われるタンパク質を推定するため、トランスクリプトーム解析による関連遺伝子探索と、単離鱗片のプロテオーム解析を行った。その結果、シリカトランスポーター(sit)様の遺伝子をリザリア生物群で初めて確認したほか、数個の鱗片形成関連候補タンパク質を検出した。sit遺伝子の分子系統解析の結果、地球上で初めてシリカバイオミネラリゼーションを行い始めた生物は、ポーリネラのような有殻アメーバであることが示唆された。
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