研究課題/領域番号 |
26650167
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
山平 寿智 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (20322589)
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研究分担者 |
北野 潤 国立遺伝学研究所, 集団遺伝研究系, 教授 (80346105)
猪股 伸幸 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (20301335)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 性淘汰 / 収斂進化 / メダカ / スラウェシ / サヨリ |
研究成果の概要 |
赤道直下のスラウェシ島に分布するメダカ科魚類とサヨリ科魚類の体色を調べたところ,メダカもサヨリも異なる湖に生息する集団間で体側の赤色の面積も体内のカロテノイド量も大きく異なるが,同じ湖に生息するメダカとサヨリはそれらが類似していることがわかった.しかし,メスの眼球で発現している赤色を感受するオプシン遺伝子の発現量は,メダカでは集団間で大きく異なっていたが,サヨリではそうした違いが見られなかった.これらの結果は,メダカとサヨリの赤色の多様化と類似化が,センサリードライブによる収斂進化を反映していないことを示唆している.
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