研究課題/領域番号 |
26660036
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
曵地 康史 高知大学, 教育研究部総合科学系環境医学部門, 教授 (70291507)
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研究分担者 |
甲斐 建次 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (40508404)
大西 浩平 高知大学, 総合科学系, 教授 (50211800)
木場 章範 高知大学, 総合科学系, 教授 (50343314)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 植物細菌 / バイオフィルム / クオラムセンシング / 細胞間隙 / コロニー化 / 病原性 |
研究成果の概要 |
青枯病菌OE1-1株は、トマト植物の根の細胞間隙に侵入後、トマト細胞上に付着し、激しく増殖し、バイオフィルム(BF)を形成した。OE1-1株の増殖は、methyl 3-hydroxymyristateをクオラムセンシング(QS)シグナルとするQSを誘導し、転写制御因子PhcAを機能化した。機能化したPhcAは、レクチンRS-IILと二次代謝物質ラルフラノン化合物の産生を誘導した。RS-IILはmethyl 3-hydroxymyristateの産生に、ラルフラノン化合物はPhcAの機能化の制御にも関わった。PhcAの機能化は、BF形成に関わり、BF形成はOE1-1株の病原性に必要とされた。
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