研究課題/領域番号 |
26660223
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
廣井 豊子 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30305643)
|
研究協力者 |
若山 裕巳 帯広畜産大学, 大学院畜産学研究科, 学生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 病原性細菌 / 細菌毒素 / バイオテロ / 人獣共通感染症 / GTPase / 細胞内膜・小胞輸送 / 細胞分子生物学 / 炭疽菌 / 毒素 / 膜輸送 / 低分子量GTP結合タンパク質 / KLF / ARF / 炭疽 |
研究成果の概要 |
炭疽菌毒素受容体を発現しているヒト由来培養細胞 (HeLa細胞およびHUVEC)を用いて、炭疽菌毒素の細胞内侵入に関わるシグナル因子の探索を行った。本研究では、ヒト細胞内の膜・小胞輸送や細胞骨格を制御する低分子量GTPase群などのシグナル因子などに注目し、炭疽菌致死毒素LeTx処理後の種々の細胞内因子のmRNA発現量の変動、およびシグナル因子タンパク質の発現量改変細胞を用いたLeTx処理などの検討を実施した結果、ダイナミンに依存しない侵入系経路の存在および低分子量GTPaseであるARF及びその関連因子、更に発現調節因子であるKLFが炭疽菌毒素の細胞内侵入に関与している可能性が示唆された。
|