研究課題/領域番号 |
26660270
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伴野 豊 九州大学, 農学研究院, 教授 (50192711)
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研究協力者 |
福森 寿善 九州大学, 大学院農学研究院, 学術研究員 (40774592)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | カイコ / 長期保存 / ガラス化凍結 / CAS冷却 / 卵 / 生殖巣 / エリサン / シンジュサン / 凍結保存 / 生殖巣凍結 / 卵巣 / 精巣 / 胚子 / 精子 |
研究成果の概要 |
カイコの長期保存にCAS冷却装置を応用可能であるか、受精卵と精巣を用いて検討した。受精卵ではCAS冷却による効果を認めたが、実用化に寄与するには至らないと判断された。精巣凍結には効果を認めなかった。そこで、目的達成への方法を変更し、胚子をガラス化凍結し、その有効性を検討した。その結果、カイコ胚子はガラス化凍結した後にも生存し、発育を進め、孵化することが判明した。しかし、エサである桑を食するまでには至らなかった。凍結後も生存し、孵化まで発育が進むので、今後条件を検討することで、目的達成の可能性はあると判断された。生殖層の凍結保存はエリサン、シンジュサンでも有効であることが判明した。
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