研究課題/領域番号 |
26670025
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
垣内 力 東京大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (60420238)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ロイヤルゼリー / 常在細菌 / フタホシコオロギ / カイコ / カイコガ / クワガタムシ / 腸管 / 昆虫 / 体サイズ |
研究成果の概要 |
本研究では、昆虫の腸管に常在する細菌種の同定と遺伝子組み換え後の再定着能の検討を行った。クワガタムシの菌嚢とフタホシコオロギの腸管から、複数種の細菌を分離同定した。コオロギから分離した常在細菌について、プラスミド形質転換後の再定着が可能であった。また本研究は、昆虫の体サイズを増加させる生理活性物質の探索を行った。ロイヤルゼリーの経口投与により、カイコガとフタホシコオロギの体サイズの増加が認められた。以上の結果は、昆虫の腸管に常在する細菌の機能改変と再定着が可能であること、ならびに、昆虫の体サイズを増加させる物質がロイヤルゼリー中に存在していることを示唆している。
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