研究課題/領域番号 |
26670183
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
地主 将久 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (40318085)
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研究協力者 |
北林 一生 国立がん研究センター, 研究所, 造血腫瘍分野長
菰原 義弘 熊本大学, 大学院医学研究科細胞病理学, 准教授
秀 拓一郎 熊本大学, 大学院医学研究科脳神経外科学, 講師
秋田 弘俊 北海道大学, 大学院医学研究科腫瘍内科学, 教授
八木田 秀雄 順天堂大学, 医学部免疫学, 先任准教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腫瘍代謝 / 癌 / 代謝 / 免疫 / IDH(R132H) |
研究成果の概要 |
代表的なCancer Metabolite pathwayであるIDH1/2変異陽性グリオーマを焦点に、腫瘍内免疫プロファイルに及ぼすインパクトについて検証した。その結果IDH1/2変異は腫瘍内M2マクロファージやMDSC浸潤、PD-1陽性T細胞浸潤、腫瘍細胞のPD-L1/2陽転化等、腫瘍内微小環境の免疫原性を高め、いわゆる「Inflamed Phenotype」誘導に寄与していることが判明した。この所見はIDH変異腫瘍への免疫チェックポイント分子阻害剤の適応を考慮するうえで貴重な所見であると考えられる。
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