研究課題
挑戦的萌芽研究
腸管でのIgA抗体の誘導や維持に関わると思われるエネルギー代謝に着目した研究を遂行した。メタボローム解析から、ナイーブB細胞がクエン酸回路依存的にエネルギー産生しているのに対し、IgA抗体産生細胞は解糖系へとシフトしていることが判明した。さらにクエン酸回路に必須のビタミンB1を欠乏したマウスにおいては、ナイーブB細胞が減少し、経口ワクチンに対するIgA応答が減弱していた。これらのことからIgA抗体のメモリー応答へと続く分化過程でエネルギー代謝の変化が起こると共に、エネルギー代謝に必要なビタミンB1への依存性も変化することが判明した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (27件) (うち国際学会 3件、 招待講演 27件) 備考 (1件)
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