研究課題/領域番号 |
26670327
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大迫 誠一郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00274837)
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連携研究者 |
深見 真紀 国立生育医療センター研究所, 分子内分泌研究室, 室長 (40265872)
宮戸 真美 国立生育医療センター研究所, 分子内分泌研究室, 研究員 (00386252)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 尿道下裂 / CYP1 / SRD5A2 / バイオマーカー / エピジェネティクス / 環境化学物質 / CYP / DNAメチル化 |
研究成果の概要 |
尿道下裂は胎児期の環境汚染物質曝露が原因で増加しているとされているが、ヒト集団における因果関係は定かでない。本研究では尿道下裂と埋没陰茎患者の包皮組織を用い、化学物質曝露バイオマーカーのCYP1ファミリーとアンドロゲン関連遺伝子の解析を行った。尿道下裂群では埋没陰茎群に比べ、CYP1B1が高くARが低かった。尿道下裂患者群内ではCYP1ファミリーとSRD5A2 mRNA発現に正の相関が見出された。また、SRD5A2のメチル化とCYP1ファミリー発現との間に負の相関が見られた。この知見は尿道下裂症患者に対する化学的曝露を示唆しているかもしれない。
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