研究課題/領域番号 |
26670358
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
木村 章彦 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60136611)
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研究分担者 |
近藤 稔和 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70251923)
石田 裕子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10364077)
野阪 みずほ (野坂 みずほ) 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00244731)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 心腎連関 / IFN-gamma / ANP / apoptosis / 心肥大 / 利尿ペプチド / サイトカイン |
研究成果の概要 |
本研究では、心臓への圧負荷により惹起される腎障害、すなわち1型心腎連関の病態形成においてIFN-gammaが保護的に機能することを明らかにした。野生型マウスとIFN-gamma-KOマウスに強い圧負荷をかけるとIFN-gamma-KOマウスにのみ尿細管上皮細胞のアポトーシスを伴った腎障害が惹起された。IFN-gamma-KOマウスでは野生型マウスの心臓で見られるANPの発現増強が有意に抑制されていた。IFN-gamma-KOマウスにANPを持続投与下に圧負荷をかけると腎障害は有意に軽減したことから、IFN-gammaはANPの発現を介して保護作用を発揮することが示された。
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