研究課題/領域番号 |
26670441
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
水野 哲也 名古屋大学, 環境医学研究所, 客員准教授 (70335008)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ミクログリア / アルツハイマー病 / 機能性ペプチド核酸 / RVG-CPG / 脳移行性ペプチド / CpG |
研究成果の概要 |
脳内の免疫機能を受け持つミクログリアは、アルツハイマー病における慢性炎症の主体となり神経障害性に作用する一方で、炎症を伴わない貪食作用、抗酸化酵素・抗炎症性サイトカイン・神経栄養因子産生により神経保護作用を示す。我々は、トル様受容体9リガンドである機能性核酸CpG-DNAが、ミクログリアの神経保護作用を誘導することを明らかにした。本研究において、CpG-DNAに脳内送達能を持つペプチドRVGを付与した機能性ペプチド核酸を開発し、アルツハイマー病モデルマウスヘ腹腔内投与したところ、認知機能障害の改善および病理所見の改善が認められた。
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