研究課題/領域番号 |
26670525
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 昌志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10281073)
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研究分担者 |
武田 湖州恵 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (80345884)
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連携研究者 |
矢嶋 伊知朗 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (80469022)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メラノーマ / バイオマーカー / 分子標的療法 / 動物モデル / BRAF変異 / RET / RET-マウス / DTX3L / 免疫療法 / LSF / p21 / 国際情報交換 / モデル動物 |
研究成果の概要 |
代表者らが樹立したRET-トランスジェニックマウス(RET-マウス)は、皮膚メラノサイト系良性腫瘍を100%発症し、高率(約65%)にBRAF変異の無いメラノーマを発症する。本研究では、RET-マウスに発症した良性腫瘍とメラノーマを用いてマイクロアレイ解析を施行し、良性腫瘍の悪性転化の際に発現が変化する分子を選別した。次に、上記分子を対象とした機能解析により、これらの分子が足場非依存性増殖や浸潤・転移に関与していることを示した。以上のように、メラノーマのバイオマーカーとして有効な分子を提案しただけでなく、メラノーマの増殖・浸潤・転移を抑制する分子標的療法を開発するための基礎データを提供した。
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