研究課題/領域番号 |
26670548
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
坪井 康次 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90188615)
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研究分担者 |
善光 純子 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (20710148)
伊藤 敦夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域 健康工学研究部門 生体材料研究グループ, 研究グループ長 (30356480)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 放射線治療生物学 / 免疫応答細胞死 |
研究成果の概要 |
腫瘍に対するエックス線照射により誘導される「免疫原性細胞死」に伴い放出されたがん抗原をナノ粒子アジュバントで安定化して抗原性を高めることで、全身的ながん免疫反応を賦活する「ロコ・システミックがん治療法」を考案した。本研究では、マウス腫瘍モデルを対象としてこの治療を行い、局所及び遠隔部位の腫瘍に対する治療効果が得られるか否かを検証した。その結果、照射後の腫瘍内へナノ粒子免疫アジュバント「メソポーラスシリカ」を投与することにより、局所の再発を抑制するとともに、全身的な腫瘍特異的免疫反応を賦活できることが明らかになった。さらにインドメタシンの併用投与によりその効果が増強されることが示された。
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