研究課題/領域番号 |
26670593
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福島 浩平 東北大学, 医工学研究科, 教授 (20271900)
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研究分担者 |
石井 直人 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60291267)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大腸全摘 / 回腸嚢炎 / 塩化ナトリウム / 腸内細菌 |
研究成果の概要 |
潰瘍性大腸炎の手術では、肛門を残すことに加え小腸で便を貯める袋(回腸嚢)を作製する。術後のトラブルで一番問題となるのが、小腸で作った袋に炎症(回腸嚢炎)が生じることであるが、その原因は不明であり根本的な治療もまだ見つかっていない。本研究では、当初マウスを使った病気モデルの解析を試みようとしたがうまくいかなかった。そこで、便の中の細菌を詳しく調べることにした。現在のところ回腸嚢炎の治療薬として抗菌剤が用いられているが、抗菌剤を用いると薬の効きにくい遺伝子をもつ菌の割合が増えることが明らかになった。このことが、回腸嚢炎が治りにくくなる理由の一つであると考えられる。
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