研究課題/領域番号 |
26670690
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
植木 正明 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (20213332)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 新生児蘇生 / 100%酸素 / 迷路学習 / エリスロポイエチン / 低酸素 / 100%酸素蘇生 / 脳発達障害 / caspase-3 / 8方向迷路 |
研究成果の概要 |
8%低酸素後100%酸素(H100群)または空気(H21)蘇生9時間後、H100群で脳caspase-3 mRNA発現は高く、脳エリスロポイエチン(EPO)mRNAは低下し、脳由来神経栄養因子(BDNF)mRNAに差はなく、8方向迷路学習では、学習機能の低下がみられた。さらに薬物学的治療として、投与したEPO (5000単位/kg)およびEUK-134 (10mg/kg)の前投与で、100%酸素蘇生後の8方向迷路による学習機能障害は軽減した。低酸素症時の100%酸素障害の機序に内因性EPOの産生抑制が関与している。
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