研究成果の概要 |
カエル幼生を用いて恐怖ストレスが脳ゲノム構造に与える影響に関して研究を行ってきた。主な実験項目としては,近交系Xenopus tropicalisを用いた捕食者誘導実験,捕食者添加による恐怖刺激で誘導されるXenopus levis幼生の脳で発現する遺伝子のシグナル伝達解析,形態変化を起こすエゾアカガエルの脳の大規模シークエンス,イメージングMSによるXenopus幼生の代謝物解析や1匹のエゾアカガエル成体からのゲノム抽出と全ゲノム解析等を行った。その結果、恐怖刺激でXenopus levis幼生の脳でHIPPO, ILK, や RhoGDIなど脳内シグナル伝達は大きく変化した。
|