テラヘルツ計測、代謝物計測を用いた腸管虚血壊死の新たな早期診断法の確立

• 研究課題/領域番号: 26670786
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 救急医学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 佐藤 格夫 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30409205)
• 研究分担者: 伊澤 祥光 自治医科大学, 医学部, 助教 (90565699) ; 菱川 修司 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70337335) ; 小川 雄一 京都大学, 農学研究科, 准教授 (20373285) ; 平川 慶子 日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162) ; 鈴木 崇生 京都大学, 大学院医学研究科, 講師 (40328810) ; 小池 薫 京都大学, 大学院医学研究科, 教授 (10267164)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
• キーワード: 腸管虚血壊死 / 早期診断 / 波長解析 / 腸管虚血 / 核磁気共鳴法

研究成果の概要

急性腸間膜虚血は診断が難しく、診断の遅れにより多臓器障害の発症から高い死亡率につながる。早期での診断が難しく、血清による早期診断の確立は切望されている。
本研究では、豚腸管虚血の実験を行い、経時的に血漿と腹水を採取した。核磁気共鳴を用いた波長解析、テラヘルツや近赤外線の波長解析で血漿中の代謝物変化など変化しうるかを検討したところ、早期診断の可能性を示す重要な実積が得られた。