研究課題/領域番号 |
26670792
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
堀 進悟 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80129650)
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研究分担者 |
佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (30265798)
鈴木 昌 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70265916)
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研究協力者 |
林田 敬 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20445258)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 水素 / 院外心停止 / 心停止後症候群 / 出血性ショック / 心肺停止蘇生後 / 蘇生後症候群 / 臓器障害 / 水素ガス吸入 / 抗酸化作用 / 臓器不全 |
研究成果の概要 |
ラット心停止モデルを用い、生存率や行動実験、脳組織を検討した。水素吸入群では、脳機能スコアおよび生存率が対照と比較して著しく改善した。水素吸入は顕著な改善効果を認めた。対照では脳海馬における神経細胞死数、軸索損傷、ミクログリア、および大脳皮質の神経細胞変性やアストロサイトの変化が認められたが、水素群ではそれらが抑制された。ラット出血性ショックモデルにおいても、対照では肺組織のびまん肺胞損傷、肺胞内好中球、赤血球、細胞死組織片、硝子膜形成を伴う上皮基底膜好中球の浸潤をみとめたが水素群ではこれらが軽減していた。一方、マイクロパーティクルは一定したシグナル検出が得られず、今後の検討が必要である。
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