研究課題/領域番号 |
26670825
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
前田 英史 九州大学, 歯学研究院, 教授 (10284514)
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研究分担者 |
赤峰 昭文 九州大学, 歯学研究院, 教授 (00117053)
和田 尚久 九州大学, 大学病院, 教授 (60380466)
門野内 聡 九州大学, 歯学研究院, 助教 (30609558)
友清 淳 九州大学, 大学病院, 講師 (20507777)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | カルシウム感知受容体 / 歯髄幹細胞 / 象牙芽細胞分化 / アクリル系レジン / デンチンブリッジ / カルシウム / ストロンチウム / リン酸化ERK / TGF-beta-ig-h3 / ヒト歯髄細胞 / カルシウムチャネル / 歯髄細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、カルシウム感知受容体(CaSR)を介したシグナルが硬組織形成を促す作用があることに着目し、CaSR作動薬を歯髄が露出した部位へ応用し、生体組織との接触部位に壊死層を作らず硬組織形成を促す直接覆髄材を開発することを目的とした。まずヒト歯髄細胞から、多分化能を有し間葉系幹細胞マーカーを発現するヒト歯髄幹細胞株を得た。次にこの細胞をCaSR作動薬であるカルシウムで刺激した結果、象牙芽細胞分化が亢進することを明らかにした。そこでハイドロキシアパタイトを含有したアクリル系レジンを作製し、直接覆髄材としてラットの露髄モデルに応用した結果、露髄面に硬組織形成を促す働きがあることを明らかにした。
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