研究課題/領域番号 |
26670841
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
南 弘之 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (50244257)
|
研究分担者 |
嶺崎 良人 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 講師 (70157577)
村原 貞昭 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (80404490)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 自己修復機能 / 義歯床 / コーティング / 生態親和性 / 表面性状 / コーティング材 |
研究成果の概要 |
試作樹脂は,有機および無機フィラーを含み,マトリックスには,口腔内での使用を前提に,一般的に用いられるUDMAやTEGDMAなどの架橋モノマーを用い,光重合型コンポジットレジンとして製作した。これにマイクロカプセルを混合して自己修復機能を有する樹脂の試作品とした。試作樹脂を傷つけた後の表面の変化を顕微鏡下に経時的に観察したが,明確な修復現象は観察できなかった。さらに5種類の架橋モノマーを採用して同様の観察を行なったが,やはり修復現象は確認できなかった。したがって,今回の一連の試作樹脂では口腔内使用を前提とすると,自己修復機能は期待できないという結論に至り,研究は不成功に終わった。
|