研究課題
若手研究(A)
恒常的な血球産生には骨髄において造血幹細胞の維持・増殖・分化は不可欠である。当研究は成熟血球である巨核球に焦点を当て、巨核球のニッチとしての作用及び造血幹細胞からの巨核球の分化の解明を目的としている。巨核球が造血幹細胞を制御していることを報告した。また、巨核球による造血幹細胞制御が巨核球上の膜タンパクであるCLEC2により制御されていることを報告した。さらに、CLEC2のリガンドであるPodoplaninの骨髄内機能、また、巨核球ニッチが造血幹細胞において、特異的な血球系統への分化を促しているかどうか、とくにThrombipoietin の造血幹細胞へのの作用を検証し、報告する予定である。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件)
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