研究課題/領域番号 |
26750109
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地理学
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
田邉 晋 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (50415709)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 完新世 / 海水準低下 / 霞ヶ浦 / 植物遺体 / アイソスタシー / 堆積物荷重 / 海水準変動 / 利根川低地 / 縄文海進 / 湖棚 |
研究成果の概要 |
利根川低地最奥部には,水深が約1~2 mと推定され,3~2 cal kyr BPの海水準上昇に伴って形成されたと考えられる湖沼堆積物が分布する.その堆積年代と分布深度は,水深を推定値の最大の2 mと仮定しても,海水準が3.0 cal kyr BPには標高-2.2 mまで低下したことをしめす.この事象は利根川低地最奥部に「弥生の小海退」が存在し,東京低地における河川地形の発達にも影響を与えたことをしめす.
|