研究課題/領域番号 |
26750225
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター (2016) 札幌医科大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
井平 光 国立研究開発法人国立がん研究センター, 社会と健康研究センター, 特任研究員 (60516590)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | がんリハビリテーション / 外来化学療法 / 理学療法 / 物理療法 / 化学療法 |
研究成果の概要 |
進行性大腸がんの抗がん剤に使用されるオキサリプラチンは、副作用として高頻度(90%以上)で手足の異常感覚(しびれや痛み)を引き起こす。本研究では、手指の異常感覚を抑えることを目的として34名(男性22名、女性12名、平均年齢63.5±11.7歳)の進行性大腸がん患者に対して温熱療法の効果を検証した。本研究の温熱療法は、充電式ホットインナーグローブを装着することと、普段の生活の中で手を冷たいもの(冷水や冷蔵庫など)に触れないようにする生活指導を含むものだった。平均3か月の温熱療法の結果として、異常感覚を抑制させる明確な効果は認められなかったが、握力の低下を予防する可能性が示唆された。
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