研究課題/領域番号 |
26750249
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
檜皮 貴子 新潟大学, 人文社会科学系, 講師 (50463948)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 体つくり運動 / 融合教材 / ペア体操 / ペアラジオ体操 / ふれあいペアラジオ体操 / 大学生 / 体育主任実技講習会 / 投能力向上 / 投の運動教材 / ペアリズム運動 / 投能力 / ひねる運動 / 紙鉄砲 / 運動教材 / 多様な動きをつくる運動 / 体ほぐしの運動 / 教材試案 / 体のバランスをとる運動 / 児童 / 体力を高める運動 / 融合 |
研究成果の概要 |
体つくり運動における「体ほぐしの運動」と「体力を高める運動」のねらいを融合させた運動教材づくりを目指した。実際に学校現場で活用するために,特別な用具を使用せず,ペアやグループで実施する融合運動教材を最終的に3つ試案した。それらの運動教材を小・中・特別支援学校の教員79名に指導したところ,「とても役に立つ」が69.6%,「少し役に立つ」29.1%,「あまり役に立たない」1.3%という結果が得られた。つまり,本研究で試案した運動教材は,学校の現場での活用が期待できる教材である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,体つくり運動の領域の活性化を図るために,運動を1つのねらいから捉えるのではなく,「体ほぐしの運動」と「体力を高める運動」の両方の価値を持つ教材を試案した。ねらいを融合することで,運動が単調な繰り返しにならず,現場で使用しやすい教材となった。試案した教材は,概ね学校教員より肯定的な意見を得ることができたため,学校現場での実施が期待でき,単元としての実施率が低い体つくり運動の授業における今後の発展・充実に繋がるものと考えられた。
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