研究課題/領域番号 |
26750324
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
河村 晃依 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (60458750)
|
研究期間 (年度) |
2015-03-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 介護予防 / 自主グループ / エンパワーメント / 地域高齢者 / 介入研究 / 継続性 / 混合研究 / ヘルスプロモーション / 質的・量的研究 / 持続可能な地域開発 / 地域包括ケアシステム / 地域づくり / 健康高齢者 / 量的・質的研究 / 地域包括ケア / 地域活動 / 共助 |
研究成果の概要 |
本研究では,地域高齢者のエンパワーメントを高める手法としてエンパワーメント型介護予防プログラムを実施し,長期的な効果を質的および量的に検討した. (1)地域在住高齢者58名を2群に分け,介入群30名にはエンパワーメント型介護予防プログラム,対照群28名には従来型の講話を実施した,(2)自記式アンケートを介入前・介入後・6カ月後に実施した.(3)介入後の群間比較で,地域活動の参加が介入群で有意に向上した.(4)自主グループの参加率は,介入群で有意に高かった.(5)自主グループの継続要因および発展プロセスを分析し,各群の特徴を明らかにした.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,地域在住の健康な高齢者を対象に,高齢者の主体性を促す取り組みとしてエンパワーメント型の介護予防プログラムを実施した.従来型の介護予防として行われている講話のプログラムと比較し,高齢者の生活機能や自主グループ活動の設立・発展に与える影響を検討した. また,エンパワーメント型および従来型の介護予防プログラム実施後に,高齢者の共助としての発生した自主グループ活動について,参加要因や継続要因に加え,自主グループの設立・発展プロセスを質的に分析し,それぞれの特徴を明らかにした.
|