研究課題/領域番号 |
26760003
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 早稲田大学 (2017) 金沢大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
佐藤 尚平 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (70597939)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中東現代史 / ナショナリズム / 脱植民地化 / イギリス帝国 / 植民地独立 / 主権 / 隠蔽工作 / アラブ首長国連邦 / 記憶 / アラブ首長国連邦(UAE) / マルチ・アーカイブス |
研究成果の概要 |
本研究は、湾岸アラブ諸国の現代史についての研究である。特に、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の三ヶ国の成立過程に着目し、1971年に三ヶ国が独立を達成するまでの政治や社会の変化を、アジア・アフリカの地域の近代化とイギリス帝国の盛衰という世界史的な動態から読み直すことを目的とした。マルチ・アーカイブス的な調査を行なった結果、三ヶ国の独立に向けた交渉過程では偶然的な要素が大きな意味を持ったことや、イギリスとの相互依存関係が最後まで機能していたことが明らかになった。
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